メキシコ、チアパス州

ツォツィル(Tzotzil)と呼ばれるマヤ系先住民族

メキシコ、最南端チアパス州の山奥、
「サンアンドレス・ララインサール村」


曲がりくねった山道を越え、
小さなコミュニティに辿り着いたとき、
最初に迎えてくれたのは、みんな笑顔で盛り上がる女性達の声と、「トントン」と機を織る温かい音でした。

ここに暮らすのは、ツォツィル(Tzotzil)と呼ばれるマヤ系先住民族。

彼女たちは、自然や宇宙、祈りと共に生きてきた文化を、織りの模様に込めて受け継いできました。

旅の途中、縁あって約10人ほどの女性たちの織物コミュニティーの輪の中に入り、
言葉を交わし、手仕事を見せてもらいました。

駆け回るニワトリを全く気に留めず、マヤ系の言語「ツォツィル語」で盛り上がる井戸端会議、
それでも着々と模様が浮かんでくる。設計図などない。頭の中に入っているそう。
たまに手を止めて出来た織物を覗き合い嬉しそうに微笑む。

「この幅の模様は何分かかったの?」

写真の彼女
「2色だから単純でスグよ、でも朝からやってたわ」
僕が彼女達の昼食のトルティーヤを分けてもらって、30分は経過していたはず。

彼女達が作った民芸品に触れるたび、
あの日の空気と温もりが、そっとよみがえります。

「サンアンドレス・ララインサール村」の民芸品
その他のマヤ系先住民族による民芸品

※このページに掲載されている写真は、locaidoが旅の中で撮影したものです。
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